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本当にヘルニア?突然の腰痛をカイロプラクティックで改善 50代男性

突然の腰痛

突然の腰の痛みにもいろいろな種類がありますが、動けないほどの痛みが出た場合、病院にかかられる方も多いかと思います。

しかし通院を続けても、なかなか改善しないという場合は、カイロプラクティック院で異なるアプローチをして改善するというケースもあります。

今回は54歳男性(仮名T様)の腰痛改善事例をご紹介します。

腰椎ヘルニアと診断され治療を受けているがなかなか改善しない

T様はデスクワーク中心の54歳会社員で、突然の腰痛にお悩みでした。

地震でビルのエレベーターが止まり、オフィスのある19階まで、周りの若い人たちと同じペースで階段を登った次の日から、動けないほどの腰痛が起きたことがきっかけでした。

T様は今までにない痛みに不安を覚え、整形外科でMRIを撮るなどの検査を受け、L4L5間のヘルニアと診断されたそうです。

痛み止めを処方され、服用しつつも、なかなか痛みがおさまらず、他に何か改善方法がないかと、nicoを見つけてご来院いただいたそうです。

ヘルニアはあるが痛みが出ている箇所とは別の部分だった

まず、40歳以降で突然ヘルニアを発症することは珍しい上、ヘルニアの痛みは、腰に負担をかけた翌日ではなく、その場で突然起きて動けなくなるというものです。

54歳のT様は階段をたくさん登った翌日に腰痛が起きたとのことで、本当にヘルニアかどうか疑わしい点がありましたので当院でも念のため、いくつかのテストを行いました。

整形外科でL4、L5間の椎間板ヘルニアと診断されたそうですが、実際に強い痛みを感じられている部分はL2という、もう少し下の部分でした。

念のためバルサルバテストとというヘルニアか否かを調べるテストを行ったところ、陽性でしたので、ヘルニアであることは間違いありませんでした

痛みのあるL2について、2つのヘルニアの検査(アダムテストという主に椎間板の後方突出のテストと、ケンプテストという椎間関節症のテスト)を行ったところ、両方とも陰性でしたので、今回の痛みはもしかするとヘルニアではないという可能性が浮上しました。

この時点で、ヘルニアはL4L5にあるけれど、それが原因でL2に痛みが出ている可能性がかなり低くなりました。

上部腰椎部の筋膜損傷と筋肉痛が主な腰痛の原因かもしれない

痛みの出ているL2周辺は、主に大腰筋、腰方形筋など足の筋肉からの影響を受けやすい部分です。

検査をしたところ、上部腰椎部の筋膜損傷と、筋肉痛による痛みが原因と考えられたので、アプローチを行いました。

腰痛改善のため骨盤・股関節の調整と筋肉のケア

骨盤、股関節調整を行った後、筋肉の損傷の改善のためテーピング、そして足まわりのケアを行いました。

2回目は痛み止めを服用する量もだいぶ減り、3回目以降は施術内容はあまり変わりませんが、腰方形筋が主にテーピングによって改善された為、痛みが随分おさまったようです。

時間経過もありますが、テーピングによって随分回復は早まったと思われます。

3回の来院で腰の痛みはほぼ解消した

T様の腰痛は3回の来院で痛みはほぼ解消し、今後は徐々に来院ペースを減らしていくことができそうです。

ヘルニアは若いスポーツ選手などに多い症状で、40歳以上でヘルニアになるケースはごく稀です。

ギックリ腰になって、1週間安静にしていても改善しない場合や、腰の前屈や後屈で強い痛みを起こす場合は、一度カイロプラクティックのケアを受ける事をオススメします。

 

突然の腰痛について西宮市のカイロプラクティックサロンnicoに相談する

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