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ぎっくり腰と予防策②

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マサキです。 前回からのつづきです。 『ぎっくり腰』とは急性腰痛であり、 ふとしたキッカケで、突然腰に強い痛みを伴います。 それは大半が腰部筋の損傷によるものです。 キッカケは様々で、スポーツ障害のように、 一時的に腰部に強烈な負荷が掛かることにより発症する事もあれば、 ただクシャミをしただけで腰が砕けて立てなくなる事もあります。 そして実はギックリ腰の多くは、後者のような何気ない動作で 発症します。 つまりは、普段から患部に負担がかかるような生活習慣があり、 満を持してギックリ腰になるという事です(笑) では生活習慣において、負担のかかりやすい姿勢や動作とは どういったものでしょうか? o0509032312236514524 上の図は立位を100とし、それぞれ姿勢や動作による 腰への負担を数字で表したものです。 図をみると、寝ている時は腰への負担は軽く、 一番負担が大きいのが、 『座った状態で前かがみになり、重いものを持ち上げる動作』 です。 これはオフィスで働くデスクワーカーさんなどは、 結構何気なく行っている事があると思います。 例えば書類の入ったBOXを机の下から持ち上げる、 重いものでなくても、消しゴムを落とした際、座ったまま拾うなど。 こういった場面では、椅子からおりて作業をした方が 腰への負担を半分以下に抑える事が出来ます。 では、立位で物を持ち上げる際の注意点です。 Posture 4 左が理想的な形、右が一番負担のかかる形です。 ポイントは3つ。 ①出来るだけ物に身体を近づける ②膝を使う ③物を見ず、正面を向いて身体を起こした状態で持ち上げる です。 特に意識をしないと出来ないのが③だと思います。 例えば赤ちゃんを抱っこで持ち上げる時、 どうしても赤ちゃんのお顔を見ながら持ち上げてしまいます。 しかしそれを日々続けると、徐々に腰への負担が蓄積し、 最終的にギックリ腰を発症してしまいます。 イメージとしてはウェイトリフティングの選手を想像すると わかりやすいかもしれませんね。 olympicweightlifting 心当たりのある方は意識してみて下さいね(^^)
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