母乳ダイエットをしていても痩せない、という多くの人に共通していることが2つあります。 それは…。 ①正しい母乳ダイエットができていない。 ②産後に骨盤が開いてゆがんだまま。 母乳で育てているとダイエットが勝手にできるって聞いたんだけど、全然痩せない! 体重は痩せたのに…、 出産前にはいていたズボンが入らなくなった!などで悩んでいませんか? 母乳育児はカロリー消費が大きいのでダイエットと同等の効果があるというのは周知の事実です。 しかし、誰でもできて簡単だといわれる母乳ダイエットですが、そもそも正しくできているのでしょうか? 正しい母乳ダイエットにはコツがあります。
母乳ダイエットのコツ4つ
- 授乳回数を増やす(最初が肝心) 授乳回数を増やすことで母乳の出が良くなり、さらに代謝が上がり痩せやすい体になっていきます。
- 白米とみそ汁を食べ、水をよく飲む 日本人にとって白米やみそ汁は、乳腺が詰まらないサラサラの良い母乳を作ってくれる食べ物です。 人によってはカレーやラーメン、脂っこいものなどを食べると乳腺が詰まりやすくなり、母乳の出が悪くなります。 また、授乳量ピークが1日1リットル以上の人もいます。それ以上にシッカリと水分補給はしましょう!
- 体を温めて循環を良くする 母乳も血液やリンパ液と同じで、循環が悪くなると、母乳の出も同様に悪くなります。
- ストレスを溜めない ストレスが溜まると交感神経が優位になり、血管と同様に乳腺が収縮するため、母乳の出が悪くなります。
骨盤が開いていると痩せていてもサイズは上がる
出産の前後は、骨盤まわりの筋肉がゆるみやすくなるようにリラキシンというホルモンが出ています。 つまり、出産前後の骨盤は開きやすくゆがみやすい状態で、良くも悪くも不安定です。 …「今、自分の骨盤は開いてゆがんでいるの?」と疑問に思われた人もいると思います。産後、骨盤が開いたままの人の特徴
骨盤が開いている人の体の特徴は下の通りです。 ●お尻が長方形や逆三角形 → 坐骨が開いている。 ●内股、ぺちゃんこ座りが一番楽 → 股関節の内旋が強い。 ●イスに座っているとき足を閉じることができない → 内転筋が弱い。 さらに下半身太り、むくみやすくなったなどの特徴があることもあります。 また、骨盤のゆがみで下部腹筋や腹圧が弱くなることから内臓を支えておくことができず、下腹部がポッコリと出た体形になってしまいます。 ちなみに、産後骨盤矯正をすることで改善できることは痩せやすくなることだけではありません。- 産後の腰痛
- 頭痛
- 恥骨痛
- 尾骨痛
- 股関節痛
- 膝痛
骨盤矯正にも種類がある
さて、骨盤矯正といっても実は様々なところで色々な方法で受けることができます。 …接骨院、整骨院、整体、マッサージ、カイロプラクティック、温熱療法、などで骨盤矯正のメニューを出しているところは多いです。 その中でも、骨盤矯正はカイロプラクティックをおすすめします。 なぜかというと、それはカイロプラクティックが骨格と神経に直接アプローチできるテクニックだからなのです。 神経系に直接アプローチする施術はカイロプラクティック独自で、整体など他の施術にはありません。 そもそも、骨盤の開きやゆがみとは骨盤を支える筋肉が弱くなることで起こりますが、その原因にも様々あります。 その原因が神経の異常によって起こっているとき、整体やマッサージなど筋肉のみにアプローチする施術では問題が改善しない場合にも、カイロプラクティックの骨盤矯正では高い効果を発揮するのです。 もちろん、体のコリによる筋肉の弱化などシンプルな原因であれば、カイロプラクティック以外の骨盤矯正でも大いに効果は期待できます。産後骨盤矯正に最適な時期
さて、骨盤矯正といっても産後の骨盤矯正には最適な時期があります。 産後から1ヶ月(産褥期)をすぎた産後1カ月から産後6か月ぐらいまでがベストです。 なぜなら、産後6か月まではリラキシンというホルモンのおかげで骨盤が動きやすくなっていて矯正しやすいためです。産後から6か月が過ぎていても大丈夫
最適な時期があるとはいえ、産後の骨盤矯正に遅すぎるということはありません。 リラキシンというホルモンの影響で骨盤まわりの筋肉のゆるみやすく、産後6ケ月以内に骨盤矯正をすることで正常な骨盤に戻りやすいという理由なためです。 しかし、逆に最適時期は再度骨盤が開きやすい状態でもあります。 一度骨盤が整った状態であっても骨盤まわりの筋肉が安定するまでは、骨盤のケアを続けることを推奨しています。 なぜなら、あくまでも骨盤を支えるのは筋肉だからです。日常生活で骨盤がゆがまないポイント
産後に骨盤矯正を受けても、それ以上に骨盤のゆがむ生活を送っていると、元に戻ってしまうことがあります。 せめて骨盤を支える筋肉が安定するまでは、日常生活に注意した方がいいでしょう。 そこで、骨盤がゆがまないよう注意した方がいいポイントがこちらです。- 決まった片手での抱っこをしない。 ⇒ 抱っこ紐を使う。 赤ちゃんが体の中心にくるよう抱っこする。
- 腰を反らしすぎない。 ⇒ 腰が反らない位置をクッションなどで作る。 骨盤ベルトなどを使う。
- 骨盤(仙骨・坐骨)を立てて座る。 ⇒ 正しい骨盤の位置をキープする。