ぎっくり腰

ぎっくり腰

◆ぎっくり腰とは?

そもそもぎっくり腰というのは急性腰痛の俗称のことです。

 

またこの腰痛も、ヘルニア・すべり症・分離症などの腰が痛くなる全ての症状のことを指しています。

 

簡単に言うと、関西弁で「腰抜けて動けへん!」、標準語で「急に腰がいてぇ!」となって動けなくなるやつのことを”ぎっくり腰”だと思ってください。

◆ぎっくり腰を起こす2つのパターン

ぎっくり腰は急性腰痛の俗称とお伝えしましたが、発症するパターンは2種類あります。

 

もし、ぎっくり腰になって困っている方、近くにぎっくり腰の疑いがある方がいる場合は、どちらが原因でぎっくり腰になったのかがわかるかもしれません。

急激に腰に強い負荷を与えて起こすパターン
(急にやっちゃうやつ)

  • 普段しないことを急に張り切ってやる時
  • ジムに行って強すぎる負荷をかけてしまった時
  • 重いものを持った時
  • 体を変な方向に捻って少し重たいものを持った時
  • 無理な姿勢をして子供を持ち上げた時

慢性的な腰へのストレスが許容値を超えた時に起こすパターン
(ゆっくりやっちゃうやつ)

  • 靴紐を結んでいる時
  • ゴミ出しをする時
  • くしゃみをした時
  • 寝っ転がっててテレビのリモコンを無理に取ろうとした時

などの日常的な動作が引き金となり、ぎっくり腰を起こす。

◆ぎっくり腰の2つのレベル

軽いぎっくり腰 = 歩けるレベル(筋肉(挫傷)・筋膜・靭帯(捻挫)の軟部組織の損傷)

重いぎっくり腰 = 動けないレベル(ヘルニア・すべり症・分離症)急激な炎症反応がある状態

 

急にぎっくり腰になっても軽度の人もいれば、ゆっくりぎっくり腰になって動けないレベルの重度になることもあります。ただどちらも、ぎっくり腰という腰にまつわる急性の痛みを全て含んでます。

 

しかし、軽度と重度で、筋違いのようなぎっくり腰ではなく、ヘルニアや骨折に近い現象が起きていることもあり、非常に厄介な腰の問題です。

 

一言で言うと「ぎっくり腰は誰にも降りかかる厄災です!」ちなみに”アメリカでは魔女の一撃”と言われています。

◆こんな症状のある方はぎっくり腰予備軍!?
(チェックポイント)

  • 「腰が突っ張った感じがして変な違和感を感じる」
  • 「寝返りを打つときに腰に痛みを感じる」
  • 「長時間座ったままでいると腰に痛みを感じる」
  • 「普段しない動作や姿勢をして腰に負担をかけてしまった」
  • 「腰に疲れがたまっているように感じる」
  • 「足の裏にしびれを感じる」
  • 「後ろにそることができない」
  • 「うがいができない」

これらが当てはまる方はぎっくり腰の予備軍かもしれません。

 

いつぎっくり腰になるかわからないので、できる限り用心してくださいね!

◆ぎっくり腰の症状のカイロプラクティックによる改善方法

ぎっくり腰の改善

もうお分かりの通り、ぎっくり腰とはいっても腰痛の種類は様々なので、症状や状態によって改善方法は様々です。

 

ただ通常のぎっくり腰の場合カイロプラクティックケアでは、損傷した幹部に負荷を与えずに、自然に体が治そうと力を最大限に引き出す施術をします。

 

ひとことで言うなら、体にとって優しく丁寧な施術です。

 

ちなみに病院で見てもらったとしても、レントゲンを撮り、骨に異常がなければ、痛み止めと湿布を渡されるだけになってしまいます。医療行為を行えるさすがのお医者さんでも椎間板と骨のチェックをするだけなのです。

 

そういった意味では、カイロプラクティックはしっかりと改善に向けた施術ができる場所です。

ぎっくり腰になったばかりの頃(48~72時間)の施術内容

急性腰痛の炎症期である48時間〜72時間に行えるメインの施術は、アイシングとテーピングの両方で保存をすることです。

 

なぜなら、何やっても痛いものは痛いんです。

 

ただアイシングをすることで、過剰な炎症反応を抑制し、回復を早くすることができます。

 

ちなみにシップに冷却効果はないので、自分でやるなら必ずアイシングをしてください。

アイシングをする場合、平均的に1時間間隔で10〜15分間、保冷剤や袋に氷を入れて水を入れたものをタオルに包んで痛いところに当てます。

 

炎症期が過ぎた回復期の頃の施術方法(発症から2〜3日後)

イメージは歩けるぐらいになってから、本格的な施術が開始できるようになります。

 

  1. しびれが出ているかのカウンセリングと検査(状態の確認)
  2. 筋肉の検査を行い痛めたところ探す&触診(場所の特定)
  3. 異常になっている関節の動きや機能を整える(改善)関節のバランス
  4. 筋肉のバランスを整える(改善)
  5. 患部周辺に蓄積停滞している炎症物質を速やかに排除することを促す(CDVという)ここで痛みが取れる方でてくる。
  6. テーピングでリンパの流れを促進してより回復を高める(キネシオテーピング)

 

これを週2〜3が理想だけど、最低でも週1でお越しいただきます。
※およそ5〜7回ほど来ていただく頃には改善されている方が多い。

◆自分でもできるぎっくり腰の改善方法

アイシング

まず、ぎっくり腰の炎症期が過ぎたら歩くことが改善の近道です!

 

昔は寝て待つ!何て言われていましたが、自然治癒力で回復をさせようとする場合、新鮮な血液が痛いところに巡らなければ、どうしても回復は遅くなってしまいがちです。

 

だからこそ、動いて血流を良くした方が栄養分が痛いところにも届くので良いのです。

 

ただし、いきなり負荷をかけるのは絶対NG!
自発痛(じっとしていても痛みが出る状態)が出ない範囲ですることが大切です。

 

また、痛みが3週間持続するようなら慢性炎症化(慢性腰痛)しています。

痛みがある時は無理に動かずに、しっかりとアイシングをすることも大切です!

 

こんなぎっくり腰の症状は病院へ

  • あまりにも重度(しびれや痛みが強い)な場合
  • 重度なヘルニアや分離症(いわゆる骨折)の場合

 

カイロプラクティックでは改善できない場合もあるので、できる限り病院へいくことを推奨しています。

 

◆ぎっくり腰が改善する期間が短くするならカイロプラクティックの施術

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カイロプラクティックの施術では、人によって様々ですが、比較的軽度のぎっくり腰は平均1週間前後でほぼ気にならなくなります。(イメージは5日〜2週間)

※ただし、ヘルニア・すべり症・分離症・重篤な椎間板損傷の場合を除きます。

 

また、カイロプラクティックは医療行為を行っているわけではないので、治療という言葉を使えませんが、筋肉や骨などの動かし方などを熟知しており、どこを動かすとどのようになるのか、またどこをどのようにバランスを変えると痛いところの負担を減らすことができるのかを知っています。

 

そのため治療行為ということはできませんが、カイロプラクティックの施術で自然に体を回復に導くことができます。

 

もしぎっくり腰でお悩みの方は、まずお電話でお問い合わせください。

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