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『パチン!』の実力②
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マサキです。 前回の続きです。 nicoの施術で使用する『パチン!』の正体は
アクティベーターメソッド(以下AMCT)といいます。 この施術、性質上受け手側は何をされているか
よく解らないかもしれません。 特に何の説明も受けていない人にとっては、
何の意味があるのか?果たして効果があるのか?
と、感じる事もあるかもしれません。 カイロプラクティックといえば、『ボキッ!』っと
音が鳴るような矯正(ディバーシファイドテクニック)
を想像する方が多いと思います。 それに比べるとインパクトは欠けますよね。 カイロプラクティックには様々な矯正方法があります。 カイロプラクターはその時その時に応じて、
ベストな矯正方法を選択しながら、施術を行います。 ディバーシファイドテクニックや、専用テーブルでガタン!と
落とすドロップテクニックなどは、深く強力な力を加える為、
即効性や強い効果をもたらします。 リスクとしては、強力がゆえに周辺組織を傷つけてしまう
可能性、安全性の問題が挙げられます。 ではAMCTはどうでしょうか。 まずリスク面では、ディバーシファイドテクニックよりも
与える力が弱いため、即効性を出すようなアプローチには
あまり向いていません。 しかしながら、カイロプラクティックの真髄である、
神経アプローチにとって非常に優れた効果を発揮します。 何度も言いますが、カイロプラクティックは本来『治療』
するために行う行為ではなく、患者さま自身が身体を治療する
力を最大限に発揮できるよう手助けをする事が真の目的です。 ではアクティベーター器で『パチン!』と刺激を与えると
何が起こるのでしょうか? 実は刺激というのは正確に言うと『振動刺激』となります。 『パチン!』の瞬間、約50Hzという周波数の振動刺激を
与えます。 これには理由があり、実は人の身体の
神経伝達における周波数が同じく約50Hzなのです。 もし身体の歪み等により、周波数の乱れが生じている箇所が
あると、その部分の神経が司る機関は正しく機能出来なく
なっている可能性があります。 そこにアクティベーター器で正しい周波数の刺激を
送りこむ事で、機能を正常化させる事ができます。 神経へのアプローチというと、どれほどの効果が
出るのか?イマイチ想像するのは難しいと思います。 先程、即効性を出すにはあまり向いていないと言いましたね。 例えば60°までしか上がらない腕が、アクティベーター器
を『パチン!』と一発打つだけで120°まで上がるように
なるような事は、割と頻繁に起こります。 神経機能障害がいかに身体機能を低下させているか。 是非一度nicoで体感してみて下さいね。