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こめかみが締めつけられるように痛む…。 ・
目のかすみが酷くて目薬が手放せない…。 ・
目の疲れと肩こりがしんどい…。 ・
頭が締めつけられるような頭痛がある…。 今、こんな不快な症状に困っていませんか? それ、女性に多い眼精疲労からくる症状かもしれません! なぜなら、女性はパソコンやスマホを見るとき、
一点凝視して見続けることが多い傾向があるからです。 実は男性の目の使い方は、パソコンやスマホを見るときには俯瞰的に全体を見ていることが多いです。 男女の目の使い方の違いは、
女性は目の表面・奥を使って見ていて、
男性は後頭部から見ている、ようなイメージですね。 女性の目の使い方で一点凝視していると、まばたきが少なくなることから目の疲労が起こってくるのは当たり前なのです。 つまり、パソコンやスマホの見方が、目の疲労度に大きく関連するという訳です。 でも、そう言われても急に頭の後ろから見るように直すなんて難しいですよね…。 じゃあ一点凝視タイプの人の症状改善はどうしたらいいの?って思われたあなた、まずは基本的な眼精疲労の仕組みを知って、できることから症状の解消をめざし、根本的な改善にたどり着けるようにしましょう!
眼精疲労で起こる症状
眼精疲労で起こる症状はおもに、以下のものがあります。
また、目の周りの痙攣を感じる人もいます。 軽い症状ならほとんどの女性がひとつは感じている症状かもしれませんね。 目の疲れを感じていて、さらに目のかすみ・痛み・乾き・こめかみの痛み・痙攣などが慢性化している状態ならば、眼精疲労である可能性が高いといえます。 なお、こめかみの締めつけられるような痛みには他に、歯ぎしり、首こり、肩こり、水分不足など血行不良が原因でこめかみ(側頭)が過緊張している状態もあります。 ※詳しくは下記の頭痛のページで紹介しておりますのでご覧ください。 ⇒
頭痛の症状について | 頭痛の種類別に詳しく解説 ※ちなみに、シンプルな目の疲れを「眼疲労」といい、それが慢性化した状態を「眼精疲労」といいます。 つまり、
眼精疲労とはそもそも慢性的な状態です。 また、症状が強く長く続くときは、緑内障など病気がかくれている可能性もあります。 そういった場合には、まずは眼科で検診を受けて下さい。 さて、目の疲れ・目のかすみ・目の痛み・目の乾き、など目で起こる症状以外には、こめかみが締めつけられるような痛みの頭痛があります。 この場合、ズキンズキンという頭痛でなく、こめかみがキューっと締めつけられて、だるく重い感じがあることもあります。 ついつい、こめかみを指で押さえてしまうことはありませんか? それは眼精疲労から来る仕草かもしれません。
こめかみが締めつけられる頭痛が起こる仕組み
なぜ眼精疲労でこめかみが締めつけられるような頭痛が起こるのか、不思議に思いませんか? ちょっと下の図を見て下さい。
赤い色になっているのは蝶形骨(ちょうけいこつ)といわれる骨で、正面から見るとまるで蝶が羽ばたいているような美しい形の骨です。 この蝶形骨ですが、目を動かす神経や筋肉と密接なつながりがあり、眼精疲労の人はこの骨をゆがめてしまっていたり固めてしまっている事が非常に多いです。 しかも、顔の近くの筋肉や骨ですので、
表情や顔のラインに影響している可能性も高い訳です。 また、ついこめかみを押さえてしまうときは、この蝶形骨の部分を押さえて、硬くなったまわりの筋肉を無意識にゆるめようとしているのですね。 つまり、無意識におこなっていた仕草には意味があった訳です。 他にもかんたんで効率的に蝶形骨のまわりをゆるめる方法を紹介しましょう。
頭の締めつけ感をすぐにやわらげる方法2つ
つらい頭の締めつけ感をすぐにやわらげたい人は、次のことを試してみて下さい。
下の図の耳の上あたり、頭の骨のつなぎ目である縫合部(テリオン)を20秒ほど優しく押さえる。
頭の骨は頭蓋骨という一つの骨ではなく、たくさんの骨が合わさって出来ています。 複数の骨が合わさる縫合部(テリオン)を優しく押さえて圧迫し、パッと開放することで血行の促進や、筋肉自体も硬さがやわらぎます。
レンジでチンしたホットタオルを目に5分ほど当てる
ハンドタオルを水で濡らして絞ります、レンジのあたため機能でチンすればホットタオルの出来上がりです。
(※暑さを確かめてから目に当てて、やけどに注意してください。)
目のまわりの筋肉がゆるみ、血行が良くなり、締めつけ感が改善されてきます。
表情もゆるんでくる人もいるかもしれません。
それでも楽にならない場合は、かなり目の疲労がたまっていますので、さらに生活習慣の改善やカイロプラクティックや鍼灸、整体で疲労を抜く、という方法もあります。
兄弟椎(ロベットブラザーズ)という考え方
ところで、そのカイロプラクティックには兄弟椎(きょうだいつい)(ロベットブラザーズ)という考え方があります。
体にはお互いに対応し合っている部分があるのはご存知の人も多いかと思います。
足の裏や手のひら、耳の反射区なども、内臓や他の部分につながって同期しており、例えば目が疲れているとき足指の付け根を指圧されると、対応しているので飛び上がるほど痛かったりします。
骨にもそういった考え方があり、それを兄弟椎(ロベットブラザーズ)というのです。
さて、眼精疲労のとき、動きが悪くなる密接な骨に蝶形骨がありましたね。
この蝶形骨と対応している兄弟椎は、背骨の一番下の骨・尾骨です。
カイロプラクティックでは、眼精疲労の症状でも全身を見ていきますが、兄弟椎である尾骨の変位も特に注視して施術します。
要するに、症状にダブルアタックしている訳ですね。
個人差はありますが、施術直後に視界が明るくなった、と言われることはよくあります。
また、疲労の蓄積を減らすことで、慢性化する前に眼精疲労の予防にもなります。
まとめ
・眼精疲労は一点凝視してパソコンやスマホを見る人、特に女性に多い。 ・
後頭部からディスプレイを見るような意識を持つ。 ・
眼疲労をためず、こまめに疲労を抜く。(ホットタオルなど)
・眼精疲労に密接な部分は蝶形骨とその周り。 ・カイロプラクティックでは全身と蝶形骨を調整しさらに対応する尾骨も調整する。 眼精疲労の根本的な改善にはパソコンやスマホの見方を俯瞰的に変えることが重要ですが、合わせてカイロプラクティックの施術は体の回復しようとする力を取り戻し、症状の改善を助けます。 一度カイロプラクティックで兄弟椎の調整を受けてみてくださいね。 兵庫県、西宮のお近くの方はカイロプラクティックサロンnico.にお気軽にお越しください。 アロマや音楽などリラックスできる空間にこだわっていますので、女性のリピーターさんも多いですよ。