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うつ伏せのみのマッサージ行為は危険!?
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マサキです。 突然ですが、皆さんは『肩こり』と聞くと、
どのあたりに問題があると思いますか? 肩こりならば、肩周辺のカタい筋肉を、
うつ伏せでグイグイッと指圧して、
緩めてあげたいところですね。 しかし、実は肩こりを訴える人のほとんどは、
背中~肩首まわりが伸びすぎている、
要するに、背面がストレッチされすぎて、
ピンピンに張っています。 その際いくら背面にアプローチをしても、
引っ張っている部分を緩めないと、
肩こりの解消には至りません。 後面の筋を引っ張っているのは、
身体の前面の筋、胸筋等が
大きく関与しています。 また、肩と首は基本的に同じユニットとしてみますが、
首周辺も、主に首の側面~前面の筋が悪さをしている事が
ほとんどです。 よって『仰向け』でのアプローチは必須となります。 では腰痛はどうでしょう? 腰痛もイメージとしては、うつ伏せで腰周辺の
カタくなっている筋をグイグイっと押すイメージが
強いと思います。 しかし、腰部筋の要となる筋、『大腰筋』に関しては、
深部筋であるため、身体の前側、下腹部からでないと、
アプローチがほぼ不可能です。 また腰痛の場合、腹筋群や、内臓の問題なども
チェックする必要があります。 よって腰痛の際も、『仰向け』でのアプローチは
必須になります。 皆さまはマッサージなどを受けた後、さらに
肩や腰が痛くなったという経験はありませんか? 一般的なマッサージなどでは、背面に集中して
ケアをする事が多いですが、症状によっては、
同じ『肩こり』でも背面のアプローチが一切いらない
ケースもあり、逆に症状を悪化させてしまう事があります。 特に頭痛を併発しているような方は注意が必要です。 うつ伏せのみのアプローチの危険性を
ご理解いただけましたでしょうか。 心あたりのある方は是非一度西宮北口駅前
カイロサロンnicoへお越しくださいませ(^_^)/