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産後における腱鞘炎の原因と対策①

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2016/03/26

マサキです。

産後の骨盤矯正でご来店いただく方の中で、
腰痛、臀部痛、恥骨痛や、肩、首の痛みを訴える
方は多いですが、よくよく診ていくと、
手首(親指)の腱鞘炎(ドゥケルバン腱鞘炎)
を併発しているというケースが多くみられます。

特に初産の方は、抱っこが慣れないという事もあり、
一度は手首を痛めるという経験をするのではと思います。

baby

ご自身が腱鞘炎かどうかのテストは、簡単です。
下の図のように、腕を伸ばした状態で、
親指を上にして握り込み、手首を下方に曲げて
痛みが出れば陽性です。

finkel

どうぞやってみて下さい。

主な原因はやはり、赤ちゃんを抱っこし続ける事による、
手のオーバーユースと言えるでしょう。

ですが、実はそれだけではありません。

そもそも腱鞘炎というのは圧倒的に女性に多く、
特に50代以降の閉経を迎えた女性、
要するに女性の更年期障害としてメジャーな症状です。

なぜでしょうか?

これには女性ホルモンが深く関わっていると言われます。

女性は年齢と共に、女性ホルモン(エストロゲン)の
分泌が減少していきます。

このエストロゲンには腱、腱鞘、靭帯を弛緩する作用があり、
それに反してもう一つのホルモン、黄体ホルモン
(プロゲステロン)は、腱、腱鞘、靭帯を収縮する作用があります。

腱鞘炎とは、筋肉の末端である腱を包んだ膜である、
腱鞘の部分に負担がかかり過ぎる事によって炎症を起こし、
痛みを伴う症状です。

要するに女性の場合、エストロゲンが減少し、
プロゲステロンが優位になると、腱が引っ張られ、
負担がかかりやすく痛めやすい状態になるわけです。

これが腱鞘炎の根本原因となっているとも言われています。

産後は抜け毛がひどかったり、白髪が増える、
お肌は荒れて、シミが出来たりと、まさに更年期の
ような症状が出ます。

つまり、出産後は今まで出産のためにたっぷり出ていた
エストロゲンが、急激に減少する事により、
一時的に更年期と同じような状態に陥り、
腱鞘炎を引き起こしやすくなるという事です。

では、これを踏まえて、次回は具体的な
対策について考えてみましょう。

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