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漏斗胸による痛みと息切れを改善 高校1年生男子

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2019/04/10

胸郭の一部が陥没している漏斗胸は、幼少期の男性が発症しやすい成長時変形で、外見の変形以外では特に症状がないという方もいらっしゃいますが、胸部痛や有酸素運動時の激しい息切れが出ることがあります。

今回は、漏斗胸にお悩みの高校1年生の男性のケースです。

漏斗胸により痛みや息切れがあり変形を見られるのも恥ずかしい

お悩みのF様(仮名)はお母様の紹介で当サロンにいらっしゃいました。

病院で漏斗胸と診断されたF様は、以前から胸の痛みなどがあり、学校の長距離走などが難しいほか、着替えの際などに見られるのが恥ずかしいとお悩みでした。

漏斗胸

漏斗胸の自然療法は有酸素運動や筋力トレーニング

漏斗胸を改善する自然療法としては、肺、心臓を強化するために息が上がるような強い有酸素運動や、胸を広げるような筋力トレーニングが一般的です。

しかし、成人男性の場合、痛みや息切れを改善する事は期待できても、見た目の改善は難しいため手術を行う事が多くなります。

F様の場合、高校1年生ということで、成長期も終盤にさしかかり、よほどの努力がない限り、見た目の改善は難しい状態でした。

ただ、痛みや息切れはトレーニングで改善が見込まれ、外見に関してもまだ完全に改善が難しいわけではないので、まずはトレーニングを行い、手術は最後の手段とすることをおすすめしました。

姿勢のバランスをチェックし筋力トレーニング指導

骨盤から胸部にかけて大きく捩じれがみられたため、普段の姿勢をチェックしたところ、
机に向かう時の姿勢が、突っ伏して片方の腕を大きく前に巻き込むような形がクセになっていたため、まず姿勢の改善を提案しました。

有酸素運動や水泳を勧めましたが、本人はあまり乗り気ではないようなので、胸を開くような筋力トレーニングの指導を行なう事になりました。

肩甲骨が内側に引っ張られている状態なので、外側に引っ張る力のある筋肉(主に棘下筋と呼ばれる肩の後ろ付け根あたりの筋肉)を鍛えることで、胸郭を広げるような効果が期待できます。

漏斗胸改善のためのトレーニング継続は本人の意思が重要

こういった、トレーニングは本人の意思が重要です。

今回であれば、見た目まで完全に改善したいのであれば、ハードな有酸素運動を毎日続けるような指導をしますし、痛みや息切れが出ないようにしたいというだけなら、簡単な筋力トレーニングをすすめ、段階を踏んで指導していきます。

思春期の男性の場合は、いきなりハードなトレーニングをすすめてもなかなか継続するのが難しいので、簡単なところから始めて、結果が出てくれば強化していくという指導方針をとっています。

頚椎のゆがみをとるカイロプラクティックの施術も行なっています。

次回は1ヵ月後の来院時まで、自宅でトレーニングを行なってもらうよう指導しました。

1ヵ月後に胸部痛が解消

本人に聞いたところ、胸部痛はなくなったようでした。しかし、見た目の変化はありません。

そこで、骨盤矯正と頚椎の調整を行ないました。

骨盤矯正については、骨盤のゆがみをとることで胸郭のバランスが改善されるかという試験的なものです。

1ヵ月後、体全体のバランスはよくなりましたが、胸郭の陥没部の改善は見られませんでした。

2ヵ月後に息切れが改善

学校の長距離走での苦しさが随分楽になったとのことです。

先述のとおり見た目はあまり変化がなかったので、施術は頸椎調整のみ行ないました。

2ヶ月のトレーニングで漏斗胸による痛みや息切れが改善した

来院から2ヶ月で、漏斗胸による痛みや息切れが改善し、その後もトレーニングや正しい姿勢のキープを続けていただいています。

 

漏斗胸の見た目を改善するという目的でカイロプラクティック院を尋ねる方は多いですが、カイロプラクティックはあくまで、脊椎の微小のズレにアプローチし、神経機能を整える整体術なので、目的が異なります。

漏斗胸におけるカイロプラクティック施術は、痛みの改善という目的だと多少の効果を望めますが、実際には、本人の意思の伴う、姿勢の改善や運動療法が必要です。

トレーニングにおいては痛みや息切れの改善は見込めますが、外見については成人してしまうと改善が難しくなります。

 

どうしても見た目が気になる、心臓や呼吸器に疾患があるという場合は専門医に相談されることをお勧めします。

今回の事例のように、カイロプラクティックサロンnicoでは、漏斗胸の痛みを改善したいという場合、運動療法や姿勢改善のトレーニング指導を行うことで、改善の手助けをしています。

西宮市に漏斗胸にお悩みならカイロプラクティックサロンnicoにご相談ください。
※ネット予約・ご相談ページにリンクしています。

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