アイシング~冷却療法~

最近とくに冷え込みますね。 そんな寒い時期にですが今回はアイシングについてです。 アイシング、冷却療法とは? 氷嚢 冷やすことによって炎症を抑え、痛みや不快感を回復させる療法の事です。 ではなぜ冷やすのか? 炎症とは読んで字の如く「炎の症状」です。 いうなれば火事が起こっているのと同じです。 火事が起きたら皆さんどうされますか? もちろん急いで消火しようとしますよね。 炎症反応でも、消火。つまり冷却することが最重要となります。 逆にその炎症部分を温めてしまうと、火に油を注ぐことになり、 治るどころか悪化してしまいます。 <炎症とは?> 痛む部位が次の5つのうち、どれかに当てはまる状態 1.発赤 … 痛い部分に充血を伴い、赤くなっている。 2.熱   … 痛い部分に触れると熱を感じる。 3.腫脹 … 痛い部分が腫れている。 4.疼痛 … ズキズキ痛む。うずく。 5.機能障害 <なぜ腫れるのか?> 外傷・使いすぎで腫れるのは、身体の生理反応です。 まず傷めた部位に対して「あの部位を治せ!」という脳からの命令が下ります。 治すための栄養を含んだ水分が集まって「腫れ」となり、痛みを感じさせます。 痛みが出ることで身体の動きを制限するようになるので、 その間に傷めた部位を治そうとするのです。 <冷やさなければならない時はどんな時?> ・捻挫や打撲などの外傷後。 ・肉離れや筋肉痛。 ・ぎっくり腰や寝違えを起こして、じっとしていてもズキズキする痛みがある。 ・関節が腫れているとき、触ってみて熱を感じるとき。 <どれぐらい冷やす?> 1回につき、10~15分ほど。 ※仕事やスポーツなど、人それぞれの生活習慣や環境、 ・炎症の程度によって1日に何回冷やすといいのかが違ってきます。 <冷やすときに使う道具> ・氷嚢、またはビニール袋に氷と少し水を入れる。 ※強い炎症が起きているとき、湿布や冷えピタではなく氷でしっかり冷やしてくださいね。 アイスパック nicoで使用しているのはこちらです。 <冷却療法を行う時の注意事項> ・「冷やす」と「冷える」は違います。温かい環境で患部だけ冷やしてください。 ※タオルやお布団をかぶって冷やすのもいいですね。 ・長時間冷やしすぎない(目安は10~15分以内) 凍傷にならないように冷やす回数、時間に気を付ける。 上記のような炎症反応がある状態でnicoに来院される方も多くいらっしゃいます。 炎症反応がある場合は直接患部は触れませんが、 専用の冷却剤、筋肉の回復を早くする施術、テーピングもあります。 もし対応がわからないことがあればお電話でもよいので気軽にお尋ね下さい。 みなさまの参考になれば幸いです(*^_^*)
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